野生のネコ科の動物は肉食のため、あまり咀嚼をせず飲み込み、あまり歯間に溜まらない。つまり歯垢がたまりにくいといわれています。しかし、現時点のペットフードは歯垢がたまりやすく、歯垢がたまると歯石になり歯周病になります。
猫は、虫歯菌がいないので虫歯(齲歯)になることはほとんどないのですが、歯周病は近頃身近になってきています。
歯周病を予防するのに大切なのは日々の歯磨きになります。
猫は肉食動物のため、唾液の成分が人とは異なり、唾液にアミラーゼが含まれていません。
これにより糖が口の中に溜まりにくいため、虫歯菌がほぼいないといわれています。
しかし、猫の口腔内はアルカリ性のため歯垢が歯石になりやすく、人より歯周病になりやすいといわれています。
・歯磨きの方法
仔猫のうちに、カーゼ状や紙状の歯ブラシや指サックを使い、指に巻いて口の中にそっと入れて歯の表面を優しく磨く
(歯ブラシの頻度は週に1~3回がおすすめ。ストレスを与えない回数)
・歯磨きが出来ない場合
デンタルパウダーをごはんに混ぜたり、歯磨き用のおもちゃ、歯垢・歯石の気になる猫向けのキャットフードなどがあります。
*ヤングリヴィングにはデンタルパウダーはありません。メーカーがいろいろありますので検討されてみてください。